梅雨に向けて

ゴールデンウィークも終わったと思ったのもつかの間最近雨続きですね…梅雨の時期って、布団がじめじめして、カビ臭くなったら…そんな布団のカビ対策について考えてみましょう。

子供は新陳代謝が活発なので、夜に寝ている間もたくさん汗をかきます。ですので、気温が高くなってくると朝起きたら布団がじっとりと汗ばんでいることはしばしばありますよね?もちろん、冬場でもたくさんの布団をかけているとその中にかいた汗で湿気がこもっています。

このようにたくさん汗をかいた布団をずっと敷きっぱなしにしていると、格好のカビの繁殖場所になってしまいます。なぜなら、カビは人体の体温くらいの温度環境で湿気ている場所は大好きだからです。ところが、梅雨時期になると雨降りのせいで思うように布団が干せませんよね?晴れたからと言って、雨の降った次の日に干してしまっていませんか?

雨降りの次の日の晴れは、地面にたまった湿気が太陽の熱で蒸発して、地面からどんどん湿気が上がってきています。そんなところに布団を干してしまうと、地面からの湿気を吸いに出しているようなもの。太陽に当てたい気持ちはよく分かりますが、晴れた日の朝からすぐに布団を干すのはNG!ただ、太陽の紫外線にあてることは、菌類が繁殖することの予防につながるのです。

布団をかびさせない方法は「万年床」にしないことです。つまり、敷きっぱなしにしないこと。布団をいちいち押し入れにしまうのが大変な方は、半分折り曲げて床やベッドマットに密着している面を空気に触れさせるようにします。

次の日は前の日に空気に触れさせられなかった面が上に来るように折り曲げます。これをするだけでも、多少の湿気を取ることができますので、習慣にされるとよいですね。和室や床にそのまま寝ている方も、ベッドマットを使用している方もされた方がよいです。

和室や床に布団を敷いている方は、床面と布団の間に空気を通してあげると湿気がたまりにくいですので、布団用のすのこを敷いてから布団を敷くという手もあります。すのこも時々天日干しが必要になりますが、たとえばよく汗をかく子供の布団の下にはすのこを敷くということでも効果はあります。

梅雨時期って2日ほどでも布団の下はかなり湿気ています。

もう一つ良い方法として、汗取りベッドパッドをしようすることです。パッドは布団に湿気が移る前に吸い取ってくれるので、布団自体に湿気がたまりにくくなります。また、パッドをまめに風にあてることで乾きやすくなります。

パッドのような薄くて軽いものでしたら、布団からはがして、床面より上の場所で風にさらしておくだけでいいので、便利ですね。これらのグッズをうまく利用して、梅雨のカビ対策をしていきましょう!