秋の衣替え

タイミングが難しい衣替えも、気温に注目すると迷わずに行えます。最低気温が20℃を下回るようになったら、長袖の出番。夏物衣類は来シーズンに向けてしまう時期です。収納前に、黄ばみや虫食いを防ぐための「しまい洗い」が重要。おしゃれ着用洗剤や、皮脂汚れに強い超コンパクト液体洗剤、液体酸素系漂白剤を活用し、汚れやニオイをしっかり落としましょう。

1日の中でも気温差が大きかったり、涼しい日が続いたと思ったら急に暑さがぶり返したり、季節の変わり目はおしゃれも難しい時期。何を着たらいいか迷ってしまうこともありますね。また、いつ衣替えをするべきかの判断がむずかしい、という声もよく聞かれます。

衣替えの時、衣装ケースやタンスにしまった衣類を取り出してみたら、「穴が開いていた!」という経験はありませんか?虫に食われるイメージの強い、セーターやスーツのようなウール素材などの動物繊維だけでなく、綿のような植物繊維やレーヨンなどの半合成繊維、ポリエステルのような合成繊維までも、虫食いの被害にあうことがあるので、きちんとした対策が必要となります。虫食い防止には、「収納する前のお手入れ」がとても重要!

「虫食いの被害」を防ぐには1、汚れをしっかり落とす。2、お天気が良い日にしっかり乾かす。

絶対に虫食いで穴を開けたくない、「大切な1枚」を持っている方もいますよね。特別な衣類には、もう一手間加えることで、虫食いを最大限、防ぐことが可能となります。上記の虫食いを防ぐお洗濯を行ったあと、衣類全体にアイロンをかける、衣類用圧縮袋に入れる。

害虫は、タンスや衣類の収納ケースから、突然わいてくるものではありません。実は、家の中に潜んでいるといわれていて、1mm以下の隙間でも侵入する可能性があります。しっかりとしたしまい洗いと収納で、虫食いの被害をなくし、次のシーズンも気持ち良く着たいですね。