汗染み対策

 暑い夏はもちろん、寒い冬にも汗をかくことってありますよね。

汗は臭うイメージがあるので、なんとなく汗染みがついていると、ニオイも気にされそう……。なるべくなら汗の量をコントロールしたり、服に汗染みをつけない対策をするなどして、悩みを減らしたいところ。汗染み対策になる洋服の選び方や、脇汗の原因と対処方法を紹介していきますので、ぜひ参考に。

汗染みが目立つのは、汗で色が変わった時に、元の色と差がつきやすい色の服。逆に目立ちにくいのは、汗を含んでも元の色と変わらない色の服です。
どんな季節にも合わせやすいライトグレーやベージュなどの色の服は汗染みが目立ちやすいといえます。なので、定番として取り入れたいカラーではありますが汗染みのことを考えると注意が必要ですね。
また、春から夏に着たい、さわやかな明るいカラーの服でも汗染みが目立ちます。一方、目立ちにくいのは白と、黒やネイビーなどのダークカラーの服。 黒やネイビーは、元々色が濃いので、汗で洋服の色が濃くなっても、元の色とさほど変化がありません。
白い服も汗染みが目立たず、コーディネートにも取り入れやすい色なのですが、脇汗が付いたまま放っておくと黄ばみになってしまい、今度は黄ばみが目立ってしまうので注意が必要です。

インナーは汗染みの強い味方。
冬でも暖房の効いた部屋や電車の中、急いで歩いている時などには汗をかくもの。汗に強いインナーは一年中頼りになる存在です。
さまざまな種類のインナーがあるので、季節やアウターによって使い分けるのがおすすめです。
キャミソールタイプのインナーでも、脇の部分に汗とりパッドが付いているものがあります。パッドは小さいものから大きいものまであるので、シーンに応じて選びましょう。夏に活躍するキャミソールタイプのインナーですが、腕部分に布地がないため、パッドが浮いてしまいがち。時々、脇にフィットしているかどうかを確認するとよいでしょう。
Tシャツタイプのものは脇をしっかり覆うので、その点安心できます。ただ、生地の面積が小さいアウターを着る時には、インナーがはみ出ないように注意が必要です。
ボレロタイプのものは、脇をしっかりサポートしつつ、襟まわりが大きく開いているアイテムが揃っているので、首まわりの開いたアウターを着る時に便利です。
脇汗からアウターを守ってくれるインナー、汗をかいた後には時間をおかず、こまめに洗濯するように心がけましょう。

ここまで、脇汗による汗染みが目立ちにくくなる対策をいくつか紹介してきました。
重要なのは、汗が出てきた時や、汗染みが付いてしまった時に焦るのではなく、どうしたらそのストレスフルな状況をうまく脱せるか、もしくはそのような状況に陥らないようにできるかを、あらかじめ理解しておくこと。
知っていれば、もしもの時にも焦らず落ち着いて対応ができます。逆に知らないと焦ってしまい、その焦りでさらに汗をかく……なんて悪循環に陥ることになってしまいます。
暑い時や、緊張している時など、汗をかきやすい状況でも心配することなく、前向きに過ごしていただけるよう、ぜひ、試してくださいね。
いろいろな工夫で、汗や汗染みに負けない快適な毎日をお過ごしください。