冬は、空気が乾燥しやすく風邪やインフルエンザなどにかかりやすい時期です。
予防のために除菌をしている方も多いと思いますが、いったい何をどこまで除菌すれば、ウイルスの感染を防ぐことができるのでしょうか。
お布団や毛布などは大きいので、毎日除菌するのは難しいですよね。
そこで、布団の除菌方法などについてお伝えします。
布団を清潔にしているつもりでも、目に見えないダニやハウスダストが原因でアレルギーを発症するお子さんもいます。
風邪の予防には、先ほどもお伝えしたように触れる物を除菌することが大切です。
しかし、ベビーカーの持ち手やテーブルなどは除菌シートなどで簡単に拭くことができますが、寝具類やアウターなどの、家庭で洗うことが難しい物の除菌はどうすれば良いでしょうか。
できれば、寝る時にウイルスの感染経路である口や鼻と最も近い枕や、身体に触れるタオルケットはこまめに除菌したいところです。
枕カバーは、毎日洗うことができますがタオルケットやお布団は難しいです。
そこで便利なのが除菌スプレーです。
毎日できる風邪対策として、除菌スプレーを使うことで手軽にウイルスをシャットアウトすることができます。
布団も、毎日洗ったり天日干しするのは難しいので、除菌スプレーをして寝室を換気するようにしましょう。
また、布団やマットレスなどの、洗うことが難しい物にはカバーをかけておくと良いです。
除菌スプレーだけでは心もとない、という方は、カバーを付けてこまめにお洗濯するとしっかり除菌できます。
風邪を引いた時に使っていた布団は家族への感染を防ぐ意味でも、徹底して除菌したいところです。そこで、有効的な除菌方法としておすすめしたいのが、乾燥機を使うやり方です。
ウイルスは加熱することで死滅することがわかっているので、乾燥機で30分程度お布団を乾燥させると、除菌になります。
自宅に乾燥機がないという方は、コインランドリーで実践してみてください。
乾燥機は、ウイルスを死滅させるだけでなくダニにも効果を発揮します。
ダニは、天日干しでも死滅しないと言われていますが、乾燥機の中の高温で加熱すると死滅することがわかっています。
乾燥が終わったら掃除機でダニの死骸を吸い取ることを忘れないようにしましょう。
布団は除菌が難しいイメージがありますが、除菌スプレーを活用したりお布団にカバーをすることで、清潔に保つことができます。
また、ノロウイルスの対処には、二酸化塩素剤がおすすめです。
除菌すると、二次感染を防げるかもしれませんので、注意してみて下さい。