布団 花粉対策

就寝時や起床時の花粉症のお悩みを緩和するためにも、布団に花粉を付着させない方法をチェックしてみましょう。

スギやヒノキの花粉は、日の出とともに舞い始め、お昼頃に市街地に到達するといわれます。つまり、午前のうちに布団を干して花粉のピークの時間帯までに取り込めば、花粉が付着するリスクをかなり減らすことができます。
ただし日の出前の時間帯は湿気が多いため、早朝に布団を干すのはあまりおすすめできません。太陽が出ている時間帯に干したほうが布団のためにはおすすめです。

花粉症の時期には布団を外に干さないという選択肢もあります。ただし、布団を敷きっぱなしにすると湿気が溜まってカビの発生やダニの繁殖が起きやすくなるので気をつけましょう。
布団干しラックがあれば、室内でも布団を干すことができますよ。布団ラックがない場合、イスなどを並べてから布団を引っ掛けるようにして干すという方法でもOKです。
布団は、直射日光が当たる窓辺などに干すとよいでしょう。室内に干した布団に向けてサーキュレーターを使えば、より効率的に湿気を除去することができます。

布団に花粉が付着しないよう万全の対策を心がければ、就寝中の症状が緩和できるかもしれません。春先は、できるだけ花粉が付着しないよう布団のケア方法を工夫してみましょう。
ご紹介した方法に加えて、寝室に極力花粉を持ち込まないことも重要です。布団に入る前には、髪や服についた花粉を必ず除去するように気をつけておきましょう。