布団の中には、ダニがたくさんいるということをご存知でしょうか。
ダニは家の中の様々な場所で生息しています。
ダニはどのような場所にいるのかというと、
・ホコリの中
・布団やマットレス
・ソファや絨毯、カーペットやラグ
・タンスの中の衣類
このように、家の中のどこにでもダニがいる可能性があります。
ダニは飛ぶことが出来ないので、移動範囲も狭いものですが、犬やネコなどのペットや風など、様々な要因でお家の中に入ってきてしまうのです。
そして、ダニは繁殖力が強いので、ダニが発生しているということは、ダニが繁殖していることだと頭に入れておきましょう。
ダニの成虫の寿命は2~3ヶ月と言われていますが、ダニはこの期間に100個以上の卵を生むため、対策を取らないまま放置していると、ダニの繁殖がどんどん広まっていってしまうのです。
ダニは高温多湿を好むため、発生しやすい環境になってしまうことを改善しなければなりません。
正しくお布団を干すことで、ダニやカビなどの除菌に効果があり、暖かいお布団で気持ち良く眠ることが出来ます。
ダニやカビなどが気になるという人は、正しい天日干しの方法を頭に入れておきましょう。
・布団を干す時間
布団は朝10時~15時の間に、3時間程太陽の光に当てるようにしましょう。
夕方以降は、夜露を含んでしまうため、更にカビやダニの繁殖を増やしてしまう可能性があるので注意が必要です。
・両面太陽光に当てて干す
よく片方の面しか干していないということがありますが、天日干しですと裏側まで太陽の光が届かないため、反対側は除菌効果がありません。
両面を太陽の光に当てることで、布団全体を除菌することが出来ます。
・カバーを掛ける
直射日光は布団を傷めてしまったり、花粉などが付着してアレルギーの発生に繋がる可能性があります。
専用のカバーをすることでこれらを防止することが出来るので、アレルギーなどを持っている人は対策を練ると良いでしょう。
・布団を叩かない
布団は叩いてしまうと、中の繊維が壊れてしまうため、手で払う、ブラシで掃くなどの方法を用いるようにしましょう。
以上が正しい天日干しの方法となります。
休日などは布団を干すように心掛けてみてはいかがでしょうか。