マットレスの選び方

オリンピックまであと半年ですね。そんな中、東京2020大会組織委員会から東京五輪の選手村で使用される寝具がダンボール製と発表され話題になりましたね。

「段ボール製」ということに驚かされたベッドですが、アスリートのことを考え抜いた細かい設計と、長年にわたる取得データの積み重ねに支えられているらしいのですが、普段の私たちの日常の身体へのいたわりを追求する豊富なアイデアが結集したマットレスこそ、大切な睡眠をしっかり摂るためのメインディッシュです。 眠りの質にこだわったマットレスから、快適な一日が始まります。

そんなマットレスの選び方の一つに手で強く押さえた際、マットレス全体に張りがあることが大切です。押さえたところだけが沈み込んでしまったり、スプリングの存在を感じるようなものは好ましくありません。これはスプリング数が少ない、または詰物の量が少ない、比重の軽いウレタンを1枚スプリングの上に載せただけ、とういう物だからです。

また、寝てみて、寝返りが打ちやすく、揺れが続かないことが重要です。腰の部分だけが沈み込んだり、からだ全体がすっぽり沈み込んでしまうものは良くありません。背骨の曲がりが2~3cmが理想の寝姿勢ですが、柔らかすぎる場合でもほんの4~5cmの違いでしかありません。しかしそれが、睡眠をとっても疲れがとれない原因になるので注意が必要です。

マットレスは長年お使い頂く寝具です。1年間を通して気持ちよく眠る、長持ちさせるためにも通気口がついているものがオススメです。通気口が付いていない商品(特にハイグレード商品)は、側生地・サイドの側生地が特殊な生地(メッシュ生地)を使用していることもあります。

マットレスの柔らかさのお好みは人それぞれ。お布団から初めてのベッドをご利用される方におススメのマットレスや、腰痛の方におススメのマットレス、汗かきの方におススメのマットレス、自分にあったベストなマットレスを選びたいものですね。