衣替え

もうすぐゴールデンウィークですね。日中はむし暑い日がでてきましたね。

春物に衣替えはおすみでしょうか。

冬物の「しまい洗い」のリミットは、「ゴールデンウィークが終わるまで」。これは、衣類を食べる害虫がGW明けの時期から成虫になり、衣類に卵を産み落とす可能性があるためです。産み落とされた卵は孵化して幼虫になり、衣類を食べてしまうことも。ですから、GWが終わるまでにしっかり「しまい洗い」をして、衣替えを済ませましょう。

「1度しか着ていないから」「着た回数が少ないから」と洗わないでしまったニットやシャツ、淡い色のワンピースなど。次のシーズンに出してみたら、黄ばんでいてがっかり、ということはありませんか?しかも嫌なニオイがついていたり、虫食いの穴があいていたり。

冬だからそんなに汗をかかないし、数回しか着ていないから大して汚れていないだろうと思って、洋服を洗わずにしまうとこんなトラブルが発生してしまいます。

実は、冬とはいえ、厚着をしたり、暖房が効きすぎている場所にいたりして、気付かないうちに汗をかいている可能性があります。

黄ばみやニオイの主な原因は、衣類に残っている汗や皮脂汚れです。また、食べこぼしのシミをそのままにして収納すると、衣類への虫食いが発生しやすくなります。お気に入りの服を出してみたら「がっかり…」ということにならないために、一度でも袖を通した服は、衣替えの前にしっかり汚れを落とす「しまい洗い」をするか、家でお洗濯できない洋服は、クリーニングに出してから収納しましょう。

しまい洗いをする際は、汗汚れの気になる脇下などにおしゃれ着用洗剤(アクロン)や液体洗剤などを直接塗ってから洗うのがおすすめです。食べこぼしのシミには、液体酸素系漂白剤を直接塗ってから洗いましょう。

衣替えのときに「しまい洗い」やクリーニングで衣類をキレイにして、防虫剤を使って保管すれば、衣類は長持ちします。お気に入りの冬服を、次のシーズンでもベストコンディションで着られるように、衣替えの方法を見直してみませんか。