これから夏本番!夏のイベントで活躍する浴衣のお手入れはどのようにされていますでしょうか?
花火大会や夏祭りで活躍する浴衣、お気に入りの1枚、いざ着ようと思って出してみたら去年の落とし切れていない汗染みがあってがっかりすることも。。。
浴衣の素材にもよりますが多くの浴衣は実は自宅で簡単に洗うことができます。
ただし、正しい洗い方をしないと色落ちしたり、生地が縮んでしまうリスクもあります。
まず家庭で洗える浴衣か、そうでないかを確認します。
洗う場合必ず手洗いで!
①洗面台や洗面器に水を張ります。少量のおしゃれ着用洗剤を入れます。
②きちんとたたんだ浴衣を①につけ、約30分つけます。(たたみ方参照)
③全体を押し洗いします。
④衿や袖口など汚れやすい所や、シミなど汚れ部分は直接洗剤を付け、揉み洗いします。
(強く揉みすぎるとゆかたが痛みます。取れない場合はクリーニングに出しましょう。)
⑤水を取り替え、しっかりすすぎます。
⑥浴衣はきちんと畳んだまま洗濯ネットに入れ、洗濯機で1分弱脱水します。
⑦和装ハンガーに掛け、手でシワを伸ばし乾かします。脱水する前に糊付けしますと、
乾いた時にパリッとしてシワになりにくいです。
あれば着物ハンガーやアームの伸びるハンガーに、なければ物干しざおに袖を通して、形を整えて干します。
色褪せを防ぐため裏返して干すとよいでしょう。
お好みで、アイロンがけ(うまく干せれば不要)。
シワが残っていたりハリが欲しいようなら、アイロンをかけます。
注意点は「アイロンの温度を生地に合わせて設定する」「裏側からかけるか当て布をする」こと。
アイロンをかけたら完全に冷めて湿気が飛んだ状態になってから、畳んで収納します。
浴衣は基本的には自宅で手洗い or 洗濯機で洗うことができますが、
洗濯表示がきちんと表示されていることが条件です。
家で浴衣を洗う前には洗濯タグを確認してから行うようにしてくださいね。
綺麗な浴衣で素敵な思い出を作って下さいね。
そして活躍した浴衣も上記の様に綺麗に洗濯して去年に備えてくださいね。