布団 交換 時期

布団を衣替えするタイミングは人それぞれですが、快適に寝るための目安として「寝床内気象」があります。「寝床内気象」とは、寝具と身体との間に発生する温度と湿度の目安です。具体的には、温度が33℃前後、湿度が50%前後に保つのが理想的な寝床内気象となっています。しかし、実際に暮らしている中で寝床内気象を気にしていることはあまりないため、わかりやすく衣替えをするタイミングを計るには「室温」を目安にするのが良いでしょう。

秋から冬にかけて衣替えをする目安の室温は20℃を下回る日が続き、なおかつ15℃前後まで下がっているのであれば羽毛ふとんに衣替えをしましょう。さらに室温が下がり10℃前後になるようでしたら、毛布も一緒に使うと快適な睡眠を得られます。お住いの地域によって急に寒くなることがあります。そうした際に、すぐに冬用のふとんに衣替えができるように、天気予報を見て数日前から羽毛ふとんや毛布の準備をしておくと安心。

秋から冬の間に使うふとんは、厚手の冬用ふとんになります。春から夏にかけて室温も安定して20℃前後になるようでしたら、翌年使用するために羽毛ふとんや毛布を収納しましょう。冬の場合、寝汗は夏に比べると少なくなりますが、まったくかかないというわけではありません。知らず知らずのうちに寝汗がふとんにダメージを与えることになるためケアをしっかり行ってから収納しましょう。