もうすぐ夏 シーツ類

日本の夏は高温多湿で蒸し暑く、睡眠には厳しい季節です。暑くてなかなか寝付けず、やっと寝付いてもすぐに暑さで目が覚める、夏は寝たり起きたりの繰り返しで朝になる、という経験ありませんか?夏を元気に乗り切るためには日々の快眠が要!ということで、夏でもぐっすり快眠を叶えるためにいくつかおさえておきたいポイントがあります。

背中の不快な蒸れを取り除こうとシーツの冷たい部分を求めてゴロンゴロンと寝返りを繰り返した経験ありませんか?
夏は寝汗の量が増えますし、人によっては背中の湿度が80%以上に達することがあるともいわれています。しかし、眠りが深い状態に達するには大きな寝返りがない状態が20分以上は必要なので、あまりに静止している時間が短すぎると深い眠りに到達できず、起床時のだるさや疲れにつながってしまうのです。

敷布団やシーツの素材などに工夫して、背中を爽やかな状態にするよう工夫することがマスト。そこでおすすめは、熱伝導に優れ、吸湿放湿性に富む「麻」素材の敷き寝具です。それ以外なら、いぐさのシーツや接触冷感のものなども良いでしょう。かなり個人の好みが分かれるので、まずは店頭でいろいろ触ってみるといいかもしれません。

また、布団干しは西日を長く当てると布団に熱がこもってしまいますから、夕方まで干さず正午までにしましょう。

ちょっと意識するだけ、心がけるだけでできることばかりなので、ぜひ本格的な夏の到来と合わせて取り入れてください。