花粉を取り去る 布団クリーニング

普通に生活をしているだけで、約2,000万個もの花粉が家の中に入ってくると言われています。

花粉を家の中に持ち込む代表格が「外干し」した洗濯物や布団です。特に布団は面積が大きく、同じ場所に干されているため花粉が積もりやすく、その数は約400万個以上と言われています。

外から帰ってきた時も衣類に付着して家の中に持ち込ますが、干していた布団や衣類に付く花粉のほうがはるかに多いことがわかっています。寝る前や朝起きてから花粉症の症状がでる方は、布団に付着した花粉を落とすことが重要です。

布団にたっぷりと花粉がついたままでは、睡眠時だけでなく布団の上げ下ろしの際にも花粉を吸い込み、花粉症の症状を悪化させてしまいます。

できるだけ布団から花粉を取り去るよう対策を講じましょう。花粉をゼロにすることはできませんが、症状としては花粉の存在を感じないくらいまでに改善することも可能です。

手で表面をなでるように優しく叩きます。これは花粉をはたき落とす効果があります。強い力で叩くと布団が傷むだけでなく、中から細かい汚れやダニの死骸・フンなどが浮き出てきてしまいますので、手やほうきのようなもので表面を擦るような方法が適しています。

1、手ではたく。

丁寧に行えば、50%以上の花粉が落ちるというデータもあります。なお、「布団叩き」を使ってバンバンと叩く昔ながらの方法はおすすめできません。

 

2、掃除機をかける。

ポイント1を行った後、丁寧に掃除機をかけることにより、かなりの量の花粉を取り去ることができます。布団用のノズルを使えば布を引き込むこともありません。

掃除機をかける時は部屋の窓を閉めた状態で行います。窓を開けたままでは掃除機をかけてもさらに花粉が入ってくるからです。

布団を取り込んだ後や掃除機をかける際はどうしても花粉が舞ってしまうので、マスクをつけたり空気洗浄機を使うなどの対策も合わせて行いましょう。