夏に近づくとだんだんと敷布団と掛布団の間に熱がこもってきて寝苦しくなることはないですか?
季節や寝具の種類などによって熱がこもってしまう、敷布団。
しっかりと寝て疲れを癒したいのに、逆に寝苦しくて疲れてしまうのは辛いですね。
どうして布団に熱がこもるのか、どうすれば熱をこもらせずに快適に眠ることが出来るのか、ご紹介したいと思います。
1.エアコンや扇風機などを利用する
温度が上がると寝ている人間も汗をかき、結果湿度も上がります。
なのでまずは寝室の温度管理が重要です。
また布団の向きや位置を変えてみるのも良いかもしれません。
更にサーキュレーターを使用すれば、直接肌に風がかからずに部屋中を冷やすことも出来ます。
近年では熱中症も大変な問題となっていますので、よほど体調を崩さない限りはエアコンを稼働させて温度を調整してみてください。
また、エアコンを使うほどではないな…という時は、扇風機も使ってみてください。
この場合も直接肌に風あてると冷えすぎてよくありませんので、風向きを壁や天井に向けて心地よい程度にかけてみてくださいね。
2.換気を行う
温度と湿気対策に効果的なのが、換気です。
部屋にこもった空気を一気に入れ替えてしまうのも、気持ち良いですね。
3.すのこベッドを使う
敷布団と床の間に空気層を作るのに、すのこベッドを利用してみましょう。
すのこベッドを使えば、床と敷布団の間に空間が出来るので、通気性がアップします。
そのため布団の中に熱がこもりにくい環境を作れます。
またカビ対策にもなります。
寝ないときは商品によっては山折りにして布団を干すことも出来ますし、湿気対策にも熱気対策にも万全です。
4.通気性の良い寝具を選ぶ
湿気や熱気を逃がすのに、通気性の良い素材の寝具を選んではどうでしょうか。
特に今はリネンが人気ですよね。
こちらは熱伝導率が高いため冷たさを感じやすく、夏にちょうどいい素材になっています。
手触りもサラッとしているので、ベトベトすることもなく快適です。
5.敷布団を干す
夏だとあまりに暑い時に長時間干してしまうと、布団に熱気がこもってしまいます。
ですので夏場は午前中の日差しが強すぎない時間帯で、一時間程度に終えてましょう。
温度と湿度が、敷布団に熱気をこもらせてしまう要因になりがちです。
また湿度は、温度によって同じ%でも含む水分量が変わってきます。
温度が高ければ高いほど空気中に含まれる水分は多いので、注意です。
これらを踏まえて、上記の項目に注意して熱気をうまく逃して快適に睡眠をとりたいものです。