冬は洗濯物が乾きにくいですよね。でも、冬に洗濯物を外へ干すのはまったく意味がないかというと、一概にそうとはいえません。天日干しには紫外線による殺菌効果や、繊維に風を通すことでこもった臭いを飛ばす役割があるとも言われています。
雪が止んで日射しがまぶしいような日は、短時間外へ干して日にあててもいいでしょう。日光にふくまれる紫外線は、1時間程度あてるだけでも殺菌効果があります。干しても早目に取り込み、その後は室内で乾かすのがおすすめ。朝干して夕方まで取り込めないような場合は、室内へ干すようにします。
外に干した洗濯物に雪がかかってしまうと、溶けて水分となり、洗濯物を湿らせてしまいます。小雨でも外に干したりはしないように、ベランダに屋根があったり、雪がかすかに降る程度のときでも、部屋干しや洗濯乾燥機で対処するのが良いでしょう。また、乾燥機はないけれど浴室乾燥機が付いているという家では、浴室乾燥機を使ってお風呂場で乾かすという方法も考えられるでしょう。
もし天気予報上の湿度が高くても、暖房が効いている室内であれば湿度が低く、乾きやすいです。雪の日に限らず冬は外干しが難しくなります。晴れた日も早めに取り込み部屋干しに移すといった工夫をしましょう。暖房の効いた部屋は湿度が低く乾きやすくなっています。
また、乾燥機にかけられるものは乾燥機を使う、浴室乾燥機を使ってお風呂場へ干すなど、便利な家電製品(浴室乾燥機にはガス型のものもあります)も思い切って活用してみてはいかがでしょうか。